賀詞交歓会 3れんチャン 大須賀節も3回聞けました。

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賀詞交歓会 3れんチャン 大須賀節も3回聞けました。


昨日、静岡県トラック協会の賀詞交歓会に参加しました。

賀詞交歓会、3日連続3連荘ですが、3つとも主催者のトップが大須賀正孝会長です。

おかげでお話も3回聞けました。

やはりさすがです。同じテーマでも団体によってその切り口を変えられています。

3回ともいろいろなお話をされましたが、人口減少についてはどの回でも共通して取り上げています。


浜松商工会議会頭としては、

人口減少 → 税収減少 → 行政改革・区割り再編


ハマキョウレックス会長としては、

人口減少 → 労働力人口減少 → 働き手の確保対策


そして、今回 トラック協会会長としては、

人口減少 → ドライバー不足 → 働き方改革

と展開されました。


賀詞交歓会 3れんチャン 大須賀節も3回聞けました。


賀詞交歓会の冒頭の挨拶で次のように話されました。

「政府が進める働き方改革をそのままトラック業界として適用していくのは難しい」

「単に残業を減らしただけでは、現実的には仕事を回せないし、ドライバーの給料も減る」

「では、どうするか?例えば、暇なときには1週間でも2週間でも休むようにさせたらいい」

「12月、3月、7月のような繁忙期には、本当にトラックが足りなくなり荷物が運べない状況になる」

「だが、ニッパチといわれる2月や8月は暇で暇でトラックも遊ばせてしまう。そんな時に、無理に仕事を取り合ってやるのではなく、いっそトラックも休車し、ドライバーには長期休暇をとらせる」

「閑散期に荷物の取り合いをすると運賃も下がり結局ドライバーへの給料も安くなってしまう」

「忙しいときは残業もやってもらって頑張って、暇なときはまとめて休む」

「波動が大きい業界には、それにあった働き方がある」

自動車部品メーカーなどの仕事は、メーカー様同様の年間スケジュールがありますが、消費財関係の物流は確かに季節波動はかなり大きいものがあります。

個々には、そういう対応をしている会社もあると思います。(弊社も正月やお盆休みに出勤するドライバーさんは、他の時期に長期休暇を取ります。)

しかし、業界全体での対応や提案というのは、今までありませんでした。

季節波動の大きい物流を担っている運送会社のスタンダードな取り組み方として定着していくと、業界のイメージを変えることが出来るかもしれません。

中小零細企業でも 1~2週間の長期休暇が普通に取れる、そんな業界になったら働きたいと思う人も増えそうです。

賀詞交歓会 3れんチャン 大須賀節も3回聞けました。
大須賀会長、やっぱりすごいです。


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賀詞交歓会 3れんチャン 大須賀節も3回聞けました。



















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