浜松（and藤枝）の運送会社 『アトランス』渡邉の物流現場＋αブログ

ここのところ、ガソリンの価格がだいぶ下がってきて、有り難いなぁ と思っていたのですが、昨日、愛知県方面に出張したところ、ちょっとレベルの違う表示価格を目にしました。どのガソリンスタンドも110円半ば（113～116円／L）の値付けです。

国道沿いのガソリンスタンドだけでなく、名古屋市内でも同様の価格帯です。

念のため浜松に帰って確認してみると、浜松西インター周辺のスタンドでは124~125円、浜松インター周辺は119～124円となっていました。

おいおい、マジか？
（今さらながら、驚いていてお恥ずかしい限りです）

石油情報センターによる全国統計では、11月30日の平均価格は47都道府県中なかで静岡県は安い方から35番目。山梨県（22位）や奈良県（23位）よりも高い！（ガソリン価格は、油槽所から遠ければそれだけ運賃がかかるのでその分高いと言われていて、山梨や奈良は地理的には不利のはずにもかかわらずです。）

直接この目で見た愛知県との比較に戻って考えてみても、人件費※１や土地代※２など基礎的な要素は愛知県の方が高いのに、ガソリンは圧倒的に安い。

静岡県は、ガソリン価格についていえば、競争原理が働いていないということなのでしょうか？

でも、ガソリンスタンド経営は厳しい（儲かってない）と聞きます。
では、どこが儲けているんでしょうか？


※1：人件費 ＝最低賃金 （ｈ27年10月～）　・静岡 783円　・愛知県 820円
※2：土地代 ＝ 公示地価の県別平均額（住宅地・2015年）　
　　　　　　　　　　・静岡県 243,019円／坪・愛知県 339,464円／坪

□石油情報センター 価格情報
https://oil-info.ieej.or.jp/price/price.html



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