浜松（and藤枝）の運送会社 『アトランス』渡邉の物流現場＋αブログ

経営コンサルタントの小宮一慶さんの最新刊。

知っているようで、実はよく知らない（・・・私のことですが）『論語』のエッセンスを小宮さんが解釈、わかりやすく読み解いています。


温故知新
　・・・故（ふる）きを温（あたた）めて新しきを知る、以って師と為るべし　


とか


不惑
　・・・三十にして立つ。 四十にして惑わず。五十にして天命を知る。
　　　　　 六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず


など、一度は聞いたことのある（学校で習った）言葉ですが、論語だったんですね。
・・・そんなことも知らなかったのか！と笑われてしまいますが。


『論語』は、孔子の弟子たちによって2500年前！の中国でまとめられた書物だそうです。

2500年も前の教えが今も生きているってすごいことですが、つまり、いつの時代にも通用する考え方の本質や原理原則が書かれているということなんでしょうね。


本の中では、37の言葉が紹介されていますが、私が自分の戒めとして一番心に留めておきたいと思ったのは、


「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」
～君子は人と調和するが雷同はしない。小人は雷同はするが調和はしない。～　


という言葉です。


多くの人と仲良くして全体の調和を取りながらも、自分自身にぶれない軸となる価値観を持っているのでまわりに流されない。
そんな生き方のできる人になりたいです。

他にも、正しい生き方を説いた言葉がたくさんあります。

悩んだとき、迷った時に限らず、ちょっと立ち止まって考えなければいけないときなどにまたこの本を開いてみたいと思います。


□小宮コンサルタンツ
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