『ブログ』をきっかけにNHKの取材を受けました。

渡邉次彦 @アトランス

2018年01月27日 16:41



先日行われた自動隊列走行の実証実験に関連して、NHK静岡放送局の記者さんから取材依頼があり、お受けしました。

きっかけは、このブログです。

番組はNHK静岡『たっぷり静岡』。平日の18:10~19:00に放送されてる地元静岡のニュース番組です。


取材内容は、トラックの自動運転を中小の運送事業者がどう評価しているのか?また、人手不足解消に実際に役に立つのか?どんな期待をしているのか?期待してないのか?というようなものでした。


トラック自動隊列走行 新東名高速で実験が始まりました。
http://atrans.hamazo.tv/e7830555.html




「今回の実験に興味を持ち説明を聞きに訪れた浜松市の運送会社社長、渡辺次彦さん」と紹介されました。




説明を真剣に聞いてます。
(ちなみに左隣は、ドコス株式会社大河内慶吉社長。緊急な荷物に3分以内にお答えする、浜松のおかしらブログ




前日に受けたインタビューは上手に編集され、うだうだのしゃべりが、ちゃんとした受け答えになっていました。
編集さんは、素晴らしい腕をお持ちなようです。


トラックの自動運転について、懐疑的な意見を持っている方もいらっしゃいますが、私は肯定的に捉えています。

今回の実験で実車を見ながら感じたのは、技術的には相当進んできているということです。



隊列走行のトラックの車間は今回の実験では30mですが、すでに10mまで詰めることが出来ると聞いています。

そうすれば、他の車が割り込んでくる危険性がかなり減ります。

逆にトラック同士の追突の心配がないか となりますが、それを今回のCACC(車両間のアクセル・ブレーキ情報を瞬時に通信でやり取りするシステム)でカバーすることが出来ます。

技術的にはOKとなると、あとは道路、駐車場等のインフラの問題、または法律的な問題となります。

もちろん、導入するトラック事業者や荷物の積込み先・降し先である荷主の取り組み姿勢もありますし、コストの問題もあります。

実用化までには、いくつもの課題があり、そのどれもが難しいものではあると思います。

しかし、人手不足はますます深刻になり、働き方改革で今いるトラックドライバーの生産性向上は待ったなしです。

批判したり、疑ったりしているのではなく、問題の解決手段となる可能性のある取り組みには、積極的に関わっていくべきだと思います。

実用化したら弊社のような小さな規模の運送会社でも、活用できる可能性は大いにあると思っています。


□トラックの隊列走行について - 国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/001178890.pdf



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