佐川急便の週休3日制への挑戦! 動向に注目しています。
ここのところネガティブな話題が続いていた佐川急便ですが、一発逆転というか、すごい手を打ってきました。
なんと運送業でしかも集配運転手職に週休3日制を導入するという。
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日経新聞(6月6日朝刊)
物流大手の佐川急便は正社員のトラック運転手に週休3日制を導入する。給与水準は週休2日制の場合と同程度とし、休日は他の仕事との兼業も認める。人事制度を見直して正社員に多様な働き方を用意することで運転手を確保し、深刻な人手不足の解消につなげる。
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所定労働時間は週40h。
従来 8h×5日=40h を
週休3日の場合は、 10h×4日=40h で変わらず。
給与水準は、ほぼ同等。
ただ、週休3日制の場合、残業時間が減るので実質的には減額になるようです。
調べてみたら、既に山梨県の営業所では、その条件で募集が始まっていました。

https://sagawa-exp-job.net/jobfind-pc/job/KoshinetuHokuriku/46410
募集情報によると
(1)週休3日(月13休日)
(2)週休2日(月9休日)から選べます。
週休3日制でプライベートも充実!
年間150日を超える余暇を利用した兼業も可能です。
もちろん週休2日制で高収入も。
自分のライフスタイルにあった勤務で働きませんか?
となっていて、従来通りの週休2日も選べるようです。
私も運送業界に長くいますが、この業界で週休3日なんてまったく想像もしてませんでした。
だいたい、どんな方が募集するのか、まったくイメージが出来ません。
運転手の待遇改善は、業界共通の課題です。
もちろん、弊社においても最大の経営課題の一つです。
前例にとらわれず、柔軟に考えていかないといけませんね。
今回の佐川急便の挑戦が、今後広がっていくのか、注目していきたいと思います。
■共同配送・家電宅配の『アトランス』■
TEL 053-423-7070/FAX 053‐423‐7078
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この記事へのコメント
物流業界に限らず人手不足が心配されてきています。
今どきの若い方は給料よりも休日を優先する傾向が強いという話もあります。
「企業は人なり」といいますが、これまで大企業を中心に従業員を単なる労働力としかとらえてなかった傾向がありますね。
今どきの若い方は給料よりも休日を優先する傾向が強いという話もあります。
「企業は人なり」といいますが、これまで大企業を中心に従業員を単なる労働力としかとらえてなかった傾向がありますね。
Posted by でんきやおーちゃん
at 2017年06月10日 16:13

>でんきやおーちゃん さま
まさに、人がいてこその企業ですよね。
ESをCSよる優先する企業が増えているのもわかります。
まさに、人がいてこその企業ですよね。
ESをCSよる優先する企業が増えているのもわかります。
Posted by 渡辺次彦 @アトランス
at 2017年06月12日 07:59

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