緊急支援物資輸送の訓練 県・市合同で実施

カテゴリー │トラック協会行政■地域浜松市災害対策

緊急支援物資輸送の訓練 県・市合同で実施

阪神淡路大震災から23年たった昨日、浜松市では静岡県と合同で広域物資輸送拠点の運営訓練が実施されました。

私は、トラック協会の一員としてオブザーバー参加させて頂きました。

会場は、災害発生時にプッシュ型支援物資の受け入れ拠点となる浜松市産業展示館。

全国から大量に送られてくる支援物資を各避難所へ届けるための手順や業務の流れを職員さんが体験しながら確認をしていきます。


緊急支援物資輸送の訓練 県・市合同で実施

到着トラック、支援物資の内容確認し、関係部署へ連絡。




緊急支援物資輸送の訓練 県・市合同で実施

物資の内容、数量等を確認し、報告。




緊急支援物資輸送の訓練 県・市合同で実施

仕分け、避難所向け払い出し。




緊急支援物資輸送の訓練 県・市合同で実施

今回は、浜松市の避難所のほか、湖西市への中継手順の確認も行われました。

浜松市は、政令市であるが故に県との連携が難しいのではないかと感じていましたが、今回のように、合同で訓練を実施することで課題も明確になります。

いざという時に、輸送を担う立場であるトラック事業者からすると、言いたいことが山ほどある訓練でした。

今回の振り返りを含めて議論をする場(ワーキンググループ)を浜松市として設けて頂けるようですので、その場で実務に即した、現状で想定できる現実的な対応策を検討させて頂きたいと思います。


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この記事へのコメント
テレビのニュースで見ました。
机上では分からないことも多いですね。
実際にやってみると、いろいろ問題も見えてくるでしょう。
Posted by でんきやおーちゃんでんきやおーちゃん at 2018年01月18日 15:53
>でんきやおーちゃん さま

机上訓練は、静岡県が実施したものです。

浜松市は、これが第一歩という感じでしょうか?

半歩か・・・
Posted by 渡辺次彦 @アトランス渡辺次彦 @アトランス at 2018年01月20日 08:35
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