トラック輸送の『標準的な運賃』とは・・・。

トラック輸送の『標準的な運賃』とは・・・。

今日(2月10日)の日経新聞朝刊 静岡経済面に
トラック協会などによる広告が掲載されました。

『標準的な運賃』とは、
トラックドライバーの労働条件の改善し
ドライバー不足の解消を図り
安定した輸送力を確保するため
法令を遵守して運送事業者が持続的に
事業を行うために参考となる運賃を
国が示したものです。

令和2年4月に
国土交通大臣により告示されました。

コロナの感染拡大による経済活動への悪影響で
以前に比べ人手不足感は薄れていますが、
経済が通常に戻れば、とたんに人手不足に
なってしまいます。

トラックドライバーは、
今もエッセンシャルワーカーとして
くらしと経済を支えています。

ドライバーの待遇改善がなければ、
ドライバーをめざす人もいなくなりますし
今働いている人も職を変えてしまいます。

待遇改善には、その原資となる
運賃の適正な収受は欠かせません。

国が示した『標準的な運賃』が
文字どおり契約運賃の標準になるよう
まずは、トラック事業者自身の
経営努力が求められています。

業界全体の盛り上がりを期待しながら、
自社は自社で取り組んでいきたいと思います。


↓運賃表:中部運輸局内(全日本トラック協会)
https://www.jta.or.jp/rodotaisaku/hatarakikata/202008/chubu.pdf



■トラック運送業に係る標準的な運賃を告示しました(国土交通省)
~ 持続可能な物流の実現に向けて、取引の適正化・労働条件の改善を進めます ~
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000213.html


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