『物流大崩壊』(角井亮一 著) 読了。物流に未来はあるか? …その答えがここにありました。

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物流コンサルタントであり通販専門物流代行会社の経営者でもある角井亮一氏の最新刊。

『物流大崩壊』(角井亮一 著) 読了。物流に未来はあるか? …その答えがここにありました。


タイトルは『物流大崩壊』。

『物流大崩壊』(角井亮一 著) 読了。物流に未来はあるか? …その答えがここにありました。


2017年10月1日、ヤマト運輸は27年ぶりに基本料金の値上げを決定した。ネット通販の急拡大に伴う再配達と当日配送を含む宅配個数の増加が、現場ドライバーの長時間労働を招き、ついにサービス維持の限界に達したのだ。深刻な人手不足とドライバーを苦しめる再配達。宅配業界はいま、ビジネスモデルの見直しを迫られている。こうしたなか、アマゾン、ヨドバシカメラ、アスクルが自前配送網の構築を開始。宅配、小売業者が入り乱れて、ラストワンマイルを担う軽貨物宅配ドライバーの熾烈な争奪戦が勃発中だ。勝者は誰だ?地殻変動が起こる物流の最前線を日米の物流とEC業界に通じた角井亮一氏が解説。
<背表紙から引用>


角井亮一氏は、かなり前から物流の危機的な状況について訴えられていました。

宅配問題の最大の課題である「再配達」には、再配達削減スマホアプリ『ウケトル』を開発し、その解決に取り組まれています。

『ウケトル』は、アマゾン、楽天などのネット通販会社と連携し、ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便が扱う荷物を追跡できるサービスです。現在、登録は10万人以上。

実務に精通し自ら課題解決に取りくまれているだけあり、机上の論理を振りかざすだけの評論家とはまったく違い、説得力があります。

本書では、世間の注目を集める『宅配』問題だけでなく、物流が抱える様々な問題課題に切り込んでいます。

そして、その問題を羅列するだけではなく、では、どう解決するのかを様々な角度から提起、提案しています。

物流業界の関係者だけではなく、あらゆる業種のビジネスマンにぜひ一読をお奨めします。



□『物流大崩壊』 角井亮一著 宝島社新書
 http://tkj.jp/book/?cd=02723001&path=&s1=


□ 再配達ゼロアプリ「ウケトル」
 http://uketoru.net/


□株式会社イー・ロジット
 http://www.e-logit.com/



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