2018年01月19日13:46
浜松商会議所運輸部会の新春講演会が開催されSBドライブ株式会社の須山温人CTOが講演されました。
テーマは、『自動運転技術の最新動向』。
実は、須山さんには、昨年も同様の講演をしていただいています。
進歩のスピードがはやい分野ですし、浜松では実証実験も行われましたので、その結果も興味津々です。
浜松での実証実験は、昨年12月7~19日の13日間、西区のバス路線が廃止された地域で行われました。↓
ルートは、遠州鉄道舘山寺営業所からJAとぴあ浜松和地支店までの約9㎞。
車両はスズキのスペーシア。法律や車両の問題等で今回は、運転手による手動運転です。
地域にお住いの皆さんにモニターになってもらい、SBドライブが開発したシステムをスマホを使ってバスを予約するという。
募集したモニターさんたちは、あえて65歳以上の高齢者にしたのとこと。
たしかに、自動運転での公共交通機関が必要となる地域のひとつが、過疎化が進むエリアです。
その地域に住む方は高齢者も多いので、実証実験のモニターには最適です。
今回の運行ルートには、ソフトバンクのメガソーラー(浜松一の規模)があり、将来的にはここで電気を作って車を走らせることもあり だそうです。
【実験の結果データ】
走行距離 累積 4,212km
(1便9㎞ ×全468便)
乗車回数 累計 137回
(1日平均約10回)
乗客人数 住民モニター 32名(9割が65歳以上)
視察客 25名
乗車率 約29%
スマホ予約WEBページ 1日平均 450PV、15UU
なかなか良い結果のように思えますね。
モニターを地域の実情に合わせ65歳以上にしたことで、『スマホを使えるか?』と心配になりますが、そこは住民説明会を何回か行う中で解決されていったそうです。
実証実験の『住民説明会』が『スマホ教室』のようになったという。
でも、いいですよね、そういうことも。
実験に参加された地域の住民(お年寄りの方)も楽しかったのではないでしょうか。
自動運転の実用化は、私たちが想像している以上に早く実現化するかもしれません。
トラックの自動隊列走行も実用化が待たれます。
浜松は、自動運転の実験をやるには最適の場所のようです。
以前、鈴木康友市長が「浜松は、国土縮図型都市でありあらゆる自然環境がある」とおっしゃっていました。
確かに、都市部もあり過疎の山間部もある、海、川、平野、山と地形も富んでいます。
さらに、自動車メーカーや部品メーカーの本社、開発部門もあります。
そして、なにより『やらまいか精神』があります。
講演の最後に須山さんが、浜松から世界へ、浜松を自動運転の先進地としたい力強く語っていました。
浜松市民として、自動運転の取り組みがもっと進んでいくことを期待したいと思います。
中央 須山温人CTO 向かって左、株式会社ダイコー商運桑原陽一社長、右、私。
□SBドライブ株式会社
https://www.softbank.jp/drive/
↓関連過去記事
■共同配送・家電宅配の『アトランス』■
TEL 053-423-7070/FAX 053‐423‐7078
H P : http://www.logi-best.net/
E-Mail : info@atrans.co.jp
浜松から世界へ 自動運転のスタンダードをめざして
浜松商会議所運輸部会の新春講演会が開催されSBドライブ株式会社の須山温人CTOが講演されました。
テーマは、『自動運転技術の最新動向』。
実は、須山さんには、昨年も同様の講演をしていただいています。
2017/01/22
またまた、浜松商工会議所運輸部会(情報文化部会合同)でのSBドライブ株式会社の須山温人CTO(chief technical officer:最高技術責任者)の講演会についてです。自動運転が実現することで解決できる(と思われる)問題は、大きく3つあるとのことでした。1.交通事故を大幅に減らすことができる …
進歩のスピードがはやい分野ですし、浜松では実証実験も行われましたので、その結果も興味津々です。
浜松での実証実験は、昨年12月7~19日の13日間、西区のバス路線が廃止された地域で行われました。↓
浜松自動運転やらまいかプロジェクト 第1回実証実験運行ルートと実施時期の決定について
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shise/koho/koho/hodohappyo/h29/10/3103.html
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shise/koho/koho/hodohappyo/h29/10/3103.html
ルートは、遠州鉄道舘山寺営業所からJAとぴあ浜松和地支店までの約9㎞。
車両はスズキのスペーシア。法律や車両の問題等で今回は、運転手による手動運転です。
地域にお住いの皆さんにモニターになってもらい、SBドライブが開発したシステムをスマホを使ってバスを予約するという。
募集したモニターさんたちは、あえて65歳以上の高齢者にしたのとこと。
たしかに、自動運転での公共交通機関が必要となる地域のひとつが、過疎化が進むエリアです。
その地域に住む方は高齢者も多いので、実証実験のモニターには最適です。
今回の運行ルートには、ソフトバンクのメガソーラー(浜松一の規模)があり、将来的にはここで電気を作って車を走らせることもあり だそうです。
【実験の結果データ】
走行距離 累積 4,212km
(1便9㎞ ×全468便)
乗車回数 累計 137回
(1日平均約10回)
乗客人数 住民モニター 32名(9割が65歳以上)
視察客 25名
乗車率 約29%
スマホ予約WEBページ 1日平均 450PV、15UU
なかなか良い結果のように思えますね。
モニターを地域の実情に合わせ65歳以上にしたことで、『スマホを使えるか?』と心配になりますが、そこは住民説明会を何回か行う中で解決されていったそうです。
実証実験の『住民説明会』が『スマホ教室』のようになったという。
でも、いいですよね、そういうことも。
実験に参加された地域の住民(お年寄りの方)も楽しかったのではないでしょうか。
自動運転の実用化は、私たちが想像している以上に早く実現化するかもしれません。
トラックの自動隊列走行も実用化が待たれます。
浜松は、自動運転の実験をやるには最適の場所のようです。
以前、鈴木康友市長が「浜松は、国土縮図型都市でありあらゆる自然環境がある」とおっしゃっていました。
確かに、都市部もあり過疎の山間部もある、海、川、平野、山と地形も富んでいます。
さらに、自動車メーカーや部品メーカーの本社、開発部門もあります。
そして、なにより『やらまいか精神』があります。
講演の最後に須山さんが、浜松から世界へ、浜松を自動運転の先進地としたい力強く語っていました。
浜松市民として、自動運転の取り組みがもっと進んでいくことを期待したいと思います。
中央 須山温人CTO 向かって左、株式会社ダイコー商運桑原陽一社長、右、私。
□SBドライブ株式会社
https://www.softbank.jp/drive/
↓関連過去記事
2017/01/21
昨日に引き続き、浜松商工会議所の運輸部会(情報文化部会合同)でのSBドライブ株式会社の須山温人CTO(chief technical officer:最高技術責任者)の講演会の話しです。 (画像はNEDOのHPより)バス同様にトラック業界でもドライバー不足、高齢化などが深刻な課題になっています。その抜本的な解決策として…
■共同配送・家電宅配の『アトランス』■
TEL 053-423-7070/FAX 053‐423‐7078
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