浜松（and藤枝）の運送会社 『アトランス』渡邉の物流現場＋αブログ

「釜石の奇跡は奇跡ではない。」

以前、静岡県トラック協会西部支部女性部会が
主催した講演会での言葉です。






講師は、東日本大震災当時、釜石東中学校の
教諭だった糸日谷美奈子さん。

今は千葉県で『わくわく実験工房』を主宰し、
科学実験と共に防災教育を行ってらっしゃいます。






地震発生当日、学校管理下の児童生徒が
全員無事だったことから『釜石の奇跡』と
いわれている避難行動は、なぜできたのでしょうか。

それは、奇跡ではなく、
日頃から行われていた防災教育を学んだ子供たちが、
普段からの行動を当たり前に実践した結果だという。

子どもたちは、訓練で自ら考え、
登下校時の避難計画を立たり、
防災授業は年間5～10数時間も確保されている。

また、小学校と釜石東中学校の合同訓練も実施。
中学生が小学生を先導するなど、子供たちの自覚を
促すことも徹底されているとのこと。

糸日谷さんは、それでも、まだ助けることの
できた命があったとの後悔から、
事前の学びの大切さを実感し、
今の活動を続けているそうです。





自分の身は自分で守る。

助けられる人から助ける人へ。

学んだことを地域のへ。

災害対応は、
自助、共助、公助と言われますが、
まず、その第一歩の自助を
一人一人が意識した自薦の行動が求めれます。


■わくわく実験工房
https://wakuwakuscience946825795.wordpress.com/


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